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02月12日(月)

西郷どん 第六回 「謎の漂流者」 あらすじと感想


西郷どん 第六回 「謎の漂流者」

 あらすじ 

 恋心、乙女心 

御前相撲で、藩主斉彬から相撲を挑まれ、
勢いあまって投げ飛ばしてしまった吉之助、
牢屋へぶち込まれます。

吉之助の仲間らは大騒ぎになる。
「吉之助が殿を投げ飛ばした!」
「牢屋にぶちこまれた!」
「切腹になっぞ!」

こんな話が飛び交い、
吉之助に惚れている岩は
いてもたってもいられない。
夢中で吉之助が捕らえられた
西田下会所へダッシュし大騒ぎする。

しかし吉之助が切腹した訳でもなく
夢中で突っ走った自分が恥ずかしくなり、
その場から逃げ出します。

家に帰った岩は、
突然飛び出したことで
父から叱られてしまう。
「海老原様との縁談が帳消しになっぞ」
「家から一歩も出てはならん!」

 謎の男、牢屋にて 

牢にぶち込まれた吉之助は、
牢にいた異国の服装を着た男に気づく。

吉之助があれこれ話しかけるも応答はない。
言葉が通じていない模様。
ジェスチャーを交えて
水や食事を促すと、男は夢中で食べた。


吉之助の安否を心配する西郷家、
そこに吉之助が怪しげな風体の男
(牢で一緒だった男)を背負って
いきなりやってきたので、大騒ぎとなる。

吉之助は、謎の男がアメリカ船から密航してきた者で
何を企んでいるか口を割らせるように命令されたのだ。


 謎の男、西郷家にて 

目を覚ました謎の男に
吉之助の母まさが優しく語りかける。
そんなまさの母性に触れ
名前はジョンマン(ジョン万次郎)と明かした。

吉之助は大久保正助に無理やり通訳をやらせる。
辞書を片手にたどたどしく英語で会話する
正助と謎の男だったが、
やがて慣れた箸の使い方から
日本語を知らないのはウソだということを見抜く。

男はよくやく語り出す。
男は元は土佐の漁師だったが
嵐で流されたところを
アメリカの捕鯨船に助けられたという。
世界中を回ったが、
母に会いたい一心で
死罪覚悟の上で日本に戻ってきたという。


 ジョンマン、斉彬と会談 

事情を斉彬に伝えた所、
大いに関心を持ち、
会談することとなる。

ジョンマンとの話でアメリカが商業目的で
日本の開国を考えて、
拒否しても武力で日本が勝てる見込みはないという。

ジョンマンの件で、
斉彬は吉之助に褒美を取らすという。
そこで吉之助は
大久保正助の父の島流しの処分を取り下げてほしいと願い出る。


 岩、心を決める 

吉之助の妹琴、
従者の熊吉、
そして大久保正助から
吉之助に告白するように諭される。

告白を決心し、
西郷家に出向いた岩だったが、
ここで吉兵衛から
吉之助の嫁を決めたという。

呆然とする岩。

橋の上で偶然吉之助と会う。

「私は海老原様に嫁ぐとたった今決め申した」

まだ岩の気持ちにまるで気づかない吉之助。

そこで岩
「岩山糸は西郷吉之助のことをすいちょい申しました。」

呆然とする吉之助。


===================

  感想  

ラブぜよ、
愛がグイグイです。

================
  ゆれる三角関係 
  バッドエンド 
================

吉之助が切腹すっぞ!
なんてガセネタ信じて
無我夢中で走りだし、
我に返って、恥ずかしくなって
またもビューって走る岩ちゃん。

うーん、
ラブリー。
乙女です。

そんな岩に恋心を抱きつつも
岩は吉之助しか見ていないことを知り、
岩にハッパをかける正助(大久保)。

いよいよ告る決心をするも
吉之助の縁談が決まったことを知り
愕然とする岩ちゃん。

なんですかーこれはー(*゚Q゚*)

若い三人が織りなす恋の物語
それが西郷どんのメインテーマ!
・・・と、まではいかないまでも
まるで一昔前の少女漫画のような展開。

唖然としました。
これが中園流・愛の西郷どんですか。

そんな三角関係も
それぞれ結婚することとなり
一旦終わります。

岩の気持ちは成就することなく
嫁にいってしまうというので、
恋愛シミュレーションで言う
バッドエンド
ってとこです。

どこで選択を誤ったのやら。

続きは、
だいぶしばらく後、
西郷どんがムショ暮らしから
帰ってきてからですね。

それまでは一安心?



================
  謎の漂流者 
 ラブぜよ 
================

今回は謎の漂流者って
要はジョン万次郎ですね。

前回の御前相撲は創作っぽかったけど、
今回は実在の人物ジョン万次郎なら、安心。
・・・と、思いきや、
めちゃアレンジしとる!

確かにこの時期、
ジョン万次郎さんは日本史に名を刻んだ
個性的な人物です。
実にドラマ向きの人物です。
出したくなるのもごもっとも。

でも、
牢屋にぶち込まれたら、
なぜかジョン万次郎がいて、
さらに万次郎を自宅へ連れてくって・・・

・・・ありえない!

強引すぎや( `Д´)ノ

そもそも西郷ストーリーに
関係のないジョン万太郎に
なんで一話まるまる使う?


=======================
  愛の漂流者 
=======================

アタマの中は
もうツッコミ積載量オーバー。

でも見ていくうちに、
史実との整合性とか
時代考証とか
そういうレベルではないって気がしてきた。

ジョン万太郎は語る。
「ラブぜよ!」

そうなんだ。
これが脚本家・中園さんのやりたい
愛がいっぱいの西郷どんなんだ。

なんでジョン万太郎が出てきたか
最初疑問だったが、
当時話題になった人物を使って
「母を想う愛」
を表現したかったんだ。

結果、
西郷どんでのジョン万次郎は
ラブの伝道者となった。

中園さん、
凄いです。

自分の思い描いた愛の溢れるストーリーにするため、
史実(ジョン万次郎)という素材を巧みにアレンジして、
見事にハメこんでます。


考えれば、
歌舞伎とか能とかって、
平将門とか小野小町とか
過去の有名人を使って
やれ化けて出てきたとか、
呪われたとか、
そんなのばっかです。

そうした点からすれば、
史実性なんて、どーでもいい。
元ネタ(史実)をどう料理・加工するかが大事!
かも知れません。


ただ大河ドラマは、
日本の時代ドラマの中で
極めて特別な存在です。

大河ドラマに対して
期待するイメージは、かなり固まっています。

中園流アレンジは
大河イメージから外れてます。
かけ離れています。

視聴者の許容範囲を越えないか心配です。
行き過ぎれば、見なくなってしまいます。
そしたら終わりですよ。

大河好きが離れてしまう
ほどのアレンジは、
もはや
制作側の独りよがりの失敗作
だと思います。

その点は十分に注意して
愛で溢れる西郷どんを作ってくださいね!
ホント、お願いします。
あとBLはカンベンな・・・








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Comment


    
 

No Title

演出の影響もあるでしょうが、原作の林真理子さんの影響も大きい気がします。ちなみに、私はテレビも観てないし、原作も読んでいませんので、適当言ってるだけですが。

 

No Title

どうもです。
マラソンに向けてのトレーニングは順調ですか?

西郷どん発表時の抱負で、中園さんが男性同士のも含めると
取れる発言をしたのが大きいのです。

もう少し分かりやすく書いたのですが、
どう書いても「不正な投稿」と送信を拒否されるので、諦めました。

ではまた。

 

No Title

7回以降は、忙しいのかな。

 

No Title

7回以降は、忙しいのかな。

 

Re: No Title

> 7回以降は、忙しいのかな。

3月19日から現場復帰で、それまでにアプリを完成すべくがんばっています。
また風邪をひいてしまったりもして、ブログがおろそかにになっています。

だいたい見てくれるのくえさんくらいだし、
モチベーションも難しくなってきました。