05月29日(火)
雑草日記 5月28日

ムサシアブミ
いつの間にか、うちの庭にどっかりと根をおろしている。
ムサシアブミは一般に海岸付近に自生するそうだが、
うちは海からは遠い東京・八王子の住宅地。
こんな野生種(しかもデカい!)が自生するのは珍しい。
母は大のヘビ嫌い。
野草は好きだが、ヘビを彷彿させるマムシグサの類だけは、
どうにも苦手で毎年伐採の危機に直面する。
そこを珍しいからと、なんとか押しとどめている。
少年時代、マムシグサに出会って以来、
野生植物に夢中になり植物学者になった方もいるし、
趣のなる姿だと思うのだが。
名前は花の形が武蔵の国で作られていた
馬具の鐙(あぶみ)に似ていることから、
だそうですが、今の時代には分かりにくいですね。
テンナンショウの仲間らしく有毒ですが、
薬用としても利用されるそうです。

(曇り時撮影)

(晴天時撮影)
ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
北米原産の帰化植物で、大正時代に観賞用として持ち込まれ、
今ではよく野生化しています。
名前は昼間に咲くツキミソウ(マツヨイグサ)の意ですが、
なにか妙なネーミングに思えて仕方ありません。
多くのマツヨイグサの仲間は夜に開花し、
蛾などによって花粉を媒介します。
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